同じ鉄道であっても、通勤電車と新幹線・特急列車では通話に関する運用ルールが異なります。その境界線と、やむを得ない着信が入った際のスマートな立ち振る舞いを確認しておきましょう。
新幹線や有料特急列車では、客室とデッキの間に遮音ドアが設置されているため、「通話はデッキに移動して行う」ことが公式ルールとして定着しています。座席で着信音が鳴り響くこと自体が周囲の迷惑になるため、乗車中はスマートフォンをマナーモード(サイレントモード)に設定し、バイブレーションが作動したら速やかにデッキへ移動するのが大人のマナーです。
一方、デッキが存在しない通勤・通学電車で重要な電話がかかってきた場合は、どう対処すべきでしょうか。以下の3ステップが推奨される最もトラブルの少ない対応法です。
- ステップ1:着信画面を確認し、緊急性が低ければ通話ボタンを押さずにそのまま切電するか、定型文のSMS(「電車内のため後ほど連絡します」)を即座に送信する。
- ステップ2:どうしても緊急の要件で出ざるを得ない場合は、通話口を手で覆いながら小声で「すみません、今電車内ですので、10分後に折り返します」と3秒以内に要件のみを伝えて即切断する。
- ステップ3:仕事上の重要なトラブルや長時間の通話が必要な案件であれば、無理に車内で対応せず、次の停車駅で一旦ホームに降りて通話する。