黄色と白の鮮やかなグラフィックを纏い、全長およそ18メートルにも及ぶ連節バスが福岡の街を走り始めた背景には、深刻化する都心部の交通渋滞とバスの「串刺し・混雑」問題があった。福岡市役所の高島宗一郎市長が強力に推進する都心部再開発プロジェクト「天神ビッグバン」や「博多コネクティッド」により、来訪者の飛躍的な増加が予見されていたのだ。
そこで、西日本鉄道株式会社と福岡市、そして国土交通省が手を取り合い、従来の路線バス2台分の輸送能力をわずか1台でカバーできる高度な輸送モデルの構築に着手。公共交通・バス運行事業の持続可能な未来を見据えた英断として、九州初となる本格的な連節バスによるBRTの整備が急速に進められた背景がある。