彼女の名を日本中に知らしめた最大のきっかけといえば、漫画家・永井豪の金字塔的コミックを映像化した『ハレンチ学園』に他ならない。空前の大ブームとなったこの作品で、彼女は主人公の柳生十兵衛(さやか)役を体当たりで演じ、日本中を熱狂の渦へと巻き込んだ。
当時の社会現象にもなった「スカートめくり」など、センセーショナルな演出はPTAからの猛抗議を受ける一方で、若者たちの爆発的な支持を獲得。ダイナミックな演技と弾ける笑顔は、まさに時代のアイコンそのものだった。彼女はこの作品を通じて、それまでの邦画界にはなかった新しいヒロイン像を提示したのだ。