最後に提案したいのは、「暇」を無理に埋めようとせず、そのまま受け入れるというアプローチだ。歴史上の偉大な発明や芸術作品の多くは、何もない退屈な時間から生まれている。脳が特定の作業を行っていない時に働く「デフォルト・モード・ネットワーク」こそが、アイデアや自己省察の源泉なのだ。
窓の外の雲の動きをぼーっと眺める。ベランダで温かいお茶を飲みながら風を感じる。罪悪感を持たずに「今は何も作動させていない時間だ」と自分に許可を出してほしい。「暇」は埋めるべき敵ではなく、次に訪れる大きなエネルギーの充電期間なのだから。今日という日の空白を、あなただけの豊かな余白として味わってみてはどうだろうか。 (出典: 暇 やる こと ない(Yahoo!ニュース))