冷やご飯ブームの裏には、切実な家計事情も存在する。2026年現在、エネルギー価格の高騰は続いており、家庭における節電意識は過去最高水準に達している。
実は、炊飯器の「保温機能」は想像以上に電気を消費する。一般的に、炊飯器で12時間以上保温を続けると、新しくご飯を1回炊き上げるのと同等の電気代がかかると言われている。また、長時間保温されたお米は水分が抜け、黄ばみやにおいの原因にもなる。
賢い生活者たちは、炊き上がったご飯をすぐに炊飯器から取り出し、常温で粗熱を取った後に冷蔵庫や冷凍庫へ移す習慣を徹底している。保温機能を完全に切ることで、電気代を賢く浮かせつつ、冷やご飯としての健康効果も得られる。一石二鳥の「スマート家事」として、冷やご飯の活用は定着しているのだ。