アイランドキッチンのデメリットは、適切な設計手法と自身のライフスタイルに対する客観的な見極めによって十分に克服可能です。アイランドキッチンのデメリット対策およびアイランドキッチンで後悔しない方法として、以下の3つの施策が有効です。
1つ目は、アイランドキッチンの目隠しオプションの積極活用です。コンロ前には天井まで届く耐熱強化ガラスのディバイダーを設置し、油ハネと煙の上昇気流を確実にキャッチさせます。また、シンク前に高さ150mm〜200mm程度の立ち上がりを設ける「ステージ付きアイランド」を選択すれば、手元の作業や洗剤類をリビング側からスマートに隠蔽できます。
2つ目は、背面に大容量のクローズドパントリー(扉付き収納)を併設することです。食器や小型調理家電、ゴミ箱をすべて視界の外へ格納できるバックヤードを設けることで、本体のミニマルな美しさを維持できます。
【プロの判断基準】選ぶべき人と見送るべき人
▼選んで満足度が高くなる人
・LDKが22畳以上あり、ゆとりのある通路幅(1,000mm以上)を確保できる
・夫婦や子どもと一緒に日常的に並んで料理を楽しむ習慣がある
・使用した調理器具や食器をその都度すぐに片付けるルーティンが確立している
・キッチンの意匠性をインテリアの中心として最優先したい
▼ペニンシュラや壁付け型を再検討すべき人
・LDKが18畳未満で、ダイニングテーブルやソファの配置に制限が出る
・揚げ物や炒め物料理の頻度が高く、日々の拭き掃除に時間をかけたくない
・水切りカゴや調味料ボトルを手元に常置して作業効率を最優先したい
・導入コストを抑え、浮いた予算を断熱性や他の住宅設備に配分したい