短期間での減量手法として、極端に炭水化物をカットするケトジェニック・ダイエットを思い浮かべる人も多いだろう。しかし、ケトジェニックは脂質を大量に摂取する必要があり、消化器官への負担や強烈な倦怠感を伴うケースが少なくない。そこで推奨されるのが、スマートな「脂質制限テクニック」を軸とした食事療法だ。
脂質は1グラムあたり9キロカロリーと、タンパク質や炭水化物(1グラムあたり4キロカロリー)の2倍以上のエネルギー密度を持つ。つまり、無意識に摂取している隠れ脂質をカットするだけで、食べる量そのものを大幅に減らすことなく劇的なカロリーカットが実現する。調理油を使わないテフロン加工や蒸し調理の徹底、ドレッシングのノンオイル化、肉類の皮や脂身の除去といったシンプルな工夫が、驚くほどの成果をもたらす。
この脂質制限アプローチの最大の利点は、満腹感を与える食物繊維(キノコ類、海藻類、コンニャクなど)を十分に摂取できる点にある。空腹による強いストレスを感じることなく、安全に7日間を走り抜けることが可能だ。