Q1:一般の仏教寺院に行けば、江戸時代のように誰でも泊めてもらえるのですか?
A1:原則として現代の一般的な寺院には法的な保護義務はなく、突然訪問しても宿泊を断られるのが通例です。ただし、近年では僧侶個人が社会活動として人生相談を受け付けたり、困窮者向けのシェルターを運営している特定の寺院・NPO法人も存在します。避難が必要な場合は、事前に相談窓口が明記されている組織や専門の駆け込み寺を頼るのが確実です。
Q2:新宿歌舞伎町の「日本駆け込み寺」に相談するのにお金はかかりますか?
A2:相談料は原則として無料です。電話相談や直接の面談において費用を請求されることはありません。ただし、提携する弁護士による本格的な法的手続きへの移行や、一時避難ハウスでの長期的な滞在における食費など、事案に応じて実費負担や法テラス(日本司法支援センター)の利用が案内される場合があります。
Q3:警察のDV相談窓口と民間の駆け込み寺、どちらに先に連絡すべきですか?
A3:今まさに殴られている、刃物を持たれているといった現行の犯罪・生命の危機がある場合は、躊躇なく「110番」通報を行ってください。一方で、「警察に相談したが証拠がないと言われた」「夜間で役所が閉まっており、今夜行く場所がない」「加害者にバレずに逃げる段取りを組みたい」という場合は、民間の駆け込み寺や無料相談窓口へ連絡することが有効な選択肢となります。
Q4:駆け込み寺に避難した場合、居場所が家族や加害者に漏れる心配はありませんか?
A4:民間のシェルターや緊急保護施設は、所在地が一般に非公開となっており、加害者の追及から逃れるための厳格な情報管理体制が敷かれています。利用規約として避難者自身のSNS発信や位置情報の送信が固く禁止されているのも、居場所の特定を完全に防ぐための防衛措置です。