では、芸能界の最前線を走る大手事務所は、どのような基準で原石を選別しているのか。スターダストプロモーションやトップコートといった実力派を抱える大手プロの新人開発担当者に接触すると、意外な本音が返ってきた。
「SNSで加工された完成形の顔立ちよりも、骨格の美しさと瞳の奥にある強い意志を見ています。写真審査で求められるのは、作り込んだキメ顔ではなく、自然光の下で撮った無加工の横顔や全身のバランス。過剰なメイクや過度な自己演出は、かえって素材のポテンシャルを曇らせてしまうのです」
関係者が口を揃える極秘の合格術は極めてシンプル、かつ本質的だ。面接の現場で見られているのは、受け答えの技術ではなく「挨拶の立ち居振る舞い」や「他人の話を聞くときの表情」。自分の言葉で嘘偽りなく熱中していることを語れるかどうか。SNSフォロワー数という数字の裏にある、生身の人間性こそが最後の決め手になるという。