彼女の才能が本格的に絶賛されたのが、リン=マニュエル・ミランダ監督によるミュージカル映画『tick, tick... BOOM! : タイム、タイム...ブーム』だ。劇中での歌唱シーンは観客の胸を打ち、批評家たちから絶賛の嵐を浴びた。ただ歌が上手いだけではない。役に乗り移ったかのような感情の乗せ方、ソウルフルな声の響きは、彼女が本物の舞台人であることを証明してみせた。
ミュージカル映画という過酷な表現の場で見せた裏側の努力は並大抵ではない。ボイストレーニングの徹底はもちろん、役柄の生い立ちや時代背景を徹底的にリサーチして現場に挑む。圧倒的な歌唱力の裏には、妥協を許さない職人魂が秘められている。