島のランドマークとして長年君臨してきたのが、3棟連結の特異なフォルムを誇るアイランドタワースカイクラブだ。完成当時は「なぜ海の上にこれほどのタワーを建てるのか」と疑問視された建造物も、いまや湾岸都市の象徴として堂々とそびえ立つ。そして現在、積水ハウス株式会社をはじめとする大手デベロッパー各社が、さらなる高層レジデンスや複合開発プロジェクトを相次いで投入している。
供給される物件のグレードは年々引き上げられ、免震構造や環境配慮型のZEH仕様はもはや標準装備となった。最新のタワー構想では、居住空間の中にコワーキングスペースや認可保育施設、カフェが組み込まれ、敷地内だけで日常生活が完結する自己完結型のコミュニティへと進化している。単なる居住スペースの提供から、ライフスタイルそのものの囲い込みへ。ディベロッパー間の競争は過熱の一途をたどる。