自眉の存在感をゼロにし、その上に新しい眉を描く作業は、まさに顔というキャンバスを平坦にリセットする工程だ。プロが実践する極秘テクニックの基本は、毛流れを潰し、色を補色で打ち消し、テカリを抑える3ステップにある。
まず、固形糊(ステックのり)や専用のワックスを毛流れと逆方向に塗り込み、毛の隙間にしっかり流し込む。次に毛並みに沿って肌にぴったりと貼り付けるように撫でつける。毛が固まったら、自眉の黒さを消すためにオレンジやピンク系のコントロールカラーを重ねる。黒の補色である赤みを入れることで、グレーっぽく浮き出る影を完全にシャットアウトできるのだ。仕上げにコンシーラーをトントンと叩き込み、パウダーで皮脂をブロックすれば、まるで最初から眉がなかったかのような滑らかな肌が完成する。