育成出身の「鉄腕」が仕掛ける投手王国再建。巨人・山口鉄也コーチが若手に注入する“這い上がる執念”

育成出身の「鉄腕」が仕掛ける投手王国再建。巨人・山口鉄也コーチが若手に注入する“這い上がる執念”

育成出身の「鉄腕」が仕掛ける投手王国再建。巨人・山口鉄也コーチが若手に注入する“這い上がる執念”の注目ポイントを詳しく解説してご紹介します。

山口鉄也のプロ生活は、決して華やかなものではなかった。2005年の育成選手ドラフト新規入団選手発表で、彼の名前はひっそりと読み上げられた。背番号は「102」。当時の育成制度はまだ始まったばかりで、そこから支配下登録を勝ち取り、ましてや一軍の主力になるなど、誰も想像していなかった時代である。

しかし、彼は走った。投げ抜いた。泥にまみれながら掴み取った支配下切符から、わずか数年で球界を代表するセットアッパーへと急成長を遂げた。この「持たざる者」としての原体験こそが、現在の指導者・山口鉄也のバックボーンになっている。エリート街道を歩んできた選手には見えない、泥臭い努力の価値を誰よりも知っているからだ。

橋本 菜々子
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橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。