一般的なキリスト教諸派(プロテスタントやカトリック)とエホバの証人を決定的に隔てているのが、その教理だ。彼らは三位一体説を否定し、神の固有の名を「エホバ」と呼ぶ。また、伝統的なキリスト教の十字架ではなく「苦しみの一根」でイエスが処刑されたと主張する。
彼らが使用する聖書も独自のものだ。組織自らが翻訳・編集を手がけた新世界訳聖書を唯一の正しい解釈の標準とし、日常の学習や宣教に活用する。近年では紙の書籍からデジタルシフトを急速に進め、公式ウェブサイトJW.ORGを中心とした動画コンテンツやアプリでの情報発信に注力。若年層や現代社会への浸透を図る戦略を鮮明にしている。