今、日本の酪農業と製菓業がタッグを組み、自慢の生乳を使ったプレミアムなミルクジャムを打ち出す動きが加速している。かつて生キャラメルブームを巻き起こしたタレントの田中義剛氏率いる花畑牧場をはじめ、全国各地の牧場が独自ブランドのミルクジャムを展開。地域固有のジャージー牛の生乳などを活かしたクラフト感が、本物志向の消費者の心を掴んでいる。
需要の変動に悩む酪農現場への貢献としても注目される中、個人の消費者がレシピを求めてクックパッドやSNSを検索する動きも急増している。素材の良さをシンプルに引き出すミルクジャムは、日本のフードシーンにおいて新たな定番の地位を確立しつつあるのだ。