フレッツ・ウイルスクリアに関する最大の盲点は、「光回線の契約時に初期加入したまま、何年も放置されているケースが極めて多い」という実態です。
家電量販店やWeb代理店経由でフレッツ光を申し込んだ際、「初期設定サポートが無料になる」「キャッシュバック条件」などの理由でオプション加入を勧められ、無料期間終了後も解約手続きを失念したまま月額440円を支払い続けている利用者が多数存在します。5年間放置した場合、支払総額は26,400円に達し、最新のセキュリティソフトを複数本購入できる金額が失われます。
また、「セキュリティソフトを入れないとすぐにウイルスに感染してデータが盗まれる」という古い認識も誤解のひとつです。現代のWebブラウザ(Google ChromeやMicrosoft Edge)にはフィッシング詐欺サイト検知や不正ダウンロード遮断機能が標準装備されており、OS側のDefenderと連動することで強固な多層防御が自動的に成立しています。怪しい添付ファイルを開かない、出所不明のフリーソフトをインストールしないといった基本的なリテラシーを持っていれば、OS標準機能だけで被害を回避できる確率が非常に高くなっています。