Q1:紫斑(内出血)が出ないレーザー設定でも十分な効果は得られますか?
A1:はい、十分な治療効果が期待できます。パルス幅を長く設定したロングパルス照射(サブパープラ設定)を行うことで、血管を破裂させずに熱で徐々に収縮させることが可能です。ただし、紫斑をあえて出す高出力・短パルス照射に比べると1回あたりの赤みの減少率は緩やかになるため、同等の効果を得るためには3〜5回程度の反復照射が必要になります。ダウンタイムの許容度に応じて医師と相談してください。
Q2:保険適用で受けるための具体的な条件と費用はいくらですか?
A2:国の認可上、保険適用となるのは「単純性血管腫」「乳児血管腫」「毛細血管拡張症」の3つの病名に限定されます。ニキビ跡の赤みや、視認できる拡張血管を伴わない全顔の赤ら顔(酒さ)は原則として自由診療です。保険適用の場合、3割負担で1回あたり約6,500円〜15,000円(照射面積によって変動)となり、同一部位への照射間隔は「3ヶ月以上」空けるルールが定められています。
Q3:施術後に紫斑が消えず、茶色いシミのようになってしまった場合の対処法は?
A3:それは紫斑そのものではなく、血液の鉄分が沈着した「ヘモジデリン沈着」または摩擦や紫外線による「炎症後色素沈着(PIH)」と考えられます。通常は皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)によって半年〜1年程度で自然に薄くなります。焦ってスクラブ洗顔をしたり擦ったりすると悪化するため、保湿と徹底した紫外線対策(日焼け止め)を継続し、必要に応じて皮膚科でハイドロキノン外用薬やトラネキサム酸の内服処方を相談してください。