世界的な評価を獲得した映画『えんとつ町のプペル』は、日本のアニメーション映画ビジネスに大きな一石を投じた。スタジオ主導ではなく、一人のクリエイターが明確なビジョンを持ち、コミュニティの熱量と共に作品を海外へと押し出していく手法だ。
西野が次に狙うのは、既存のアニメファンだけでなく、世界中の老若男女を巻き込む超大型劇場アニメーション。その裏には、常に冷ややかな視線で「おい西野、次は何企んでんねん」とニヤリと笑う東野の影が見え隠れする。東野というフィルターを通すことで、西野の突き抜けたビジョンはエンタメとして極上のポップさを獲得するのだ。