物流業界を巡る環境は劇的な転換期にある。国土交通省による労働時間規制の強化や安全基準の引き上げ、そして業界団体である全日本トラック協会が進めるホワイト物流推進運動など、法令遵守(コンプライアンス)の徹底はすべての事業者に課された至上命題となった。
こうした厳格な行政の流れのなかで、「お邪魔」という一見ユーモラスで自虐的な看板を掲げる集団が道路上で悪目立ちすることは許されない。だからこそ組織内部では、法定速度の遵守や十分な車間距離の確保、アイドリングストップといったエコドライブの励行が口酸っぱく呼びかけられている。荒くれ者の集まりという前時代的な偏見を覆し、社会を支えるエッセンシャルワーカーとしての誇りと品格を示すことが、組織の存続にとって不可欠な条件となっている。