一方で、ネット上では一時期、期待が大きすぎるあまり一種の「炎上」に近い論争が巻き起こった。「従来の朝ドラファンにバカリズムの独特なテンポは合うのか」「お笑い出身者の朝ドラ起用は冒険が過ぎるのではないか」といった慎重論だ。
しかし、噂の真相を探ると、そうした懸念は過剰反応に過ぎないことがわかる。彼がこれまで描いてきたドラマは、突拍子もない設定でありながら、人間の泥臭い感情や日常の細部を極めて丁寧に描写してきた。伝統ある朝ドラの枠組みを破壊するのではなく、むしろ新しい風を吹き込む起爆剤として期待されているのが実情だ。