現役時代の北陣親方の成績を振り返ると、愚直なまでに磨き上げられた相撲巧者ぶりが際立ちます。大学卒業後の2007年春場所、三段目最下位(100枚目)格付出で初土俵を踏むと、着実に番付を上げて2008年夏場所で新十両へ昇進しました。
その後、2012年春場所で待望の新入幕を果たすと、同年秋場所には自己最高位となる東前頭8枚目まで到達。180cmを超える身長と160kg台後半の重量感ある体を活かした「右四つ・寄り」を得意とし、一度差し手を深くねじ込めば相手に容易な反撃を許さない重厚な相撲を得意としました。
怪我や番付の上下を経験しながらも、幕内在位10場所、十両在位41場所という息の長い活躍を続け、2019年春場所を最後に惜しまれつつ現役引退を表明しました。