配信内で矛先が向けられたのは、関西演芸界の重鎮であり審査員を務めていた上沼恵美子だった。「好き嫌いで審査するな」といった趣旨の辛辣かつリスペクトを欠いた発言は、長年お笑い界を牽引してきた大先輩に対する敬意を完全に踏みにじるものだった。
同席していた久保田かずのぶの煽り文句と、武智の感情的なエスカレートが見事なまでに悪循環を生んでしまった。漫才のクオリティや採点基準に対する不満は、陰口の域であれば日常茶飯事かもしれない。しかし、それをSNSという全世界に開かれたメディアでリアルタイム配信した軽率さは、取り返しのつかない代償を招くことになった。