壁一面にプロジェクションマッピングが投射され、世界各地の提携校とリアルタイムで立体映像が繋がる。いま大学キャンパスに求められているのは、固定された机と椅子が整然と並ぶ昭和型の教室ではない。状況に応じてレイアウトを自在に変えられる、オープンイノベーションの実験場だ。
「もはや一方的な講義を聞くだけなら、自宅のデバイスで十分です」。大学の施設管理担当者はそう言い切る。新設計画では従来の大型講義スペースを大幅に削減し、全フロアに次世代通信環境と可動式ワークスペースを配置。異分野の研究者やスタートアップ企業が集う共同ラボとしての機能が全面に押し出されている。