日本の空の玄関口である羽田空港第3ターミナルを訪れると、両替を取り巻く現場の激変ぶりが一目瞭然だ。
記録的な伸びを見せるインバウンド観光の波に乗り、到着ロビー周辺には多言語対応の自動両替端末がずらりと並ぶ。かつてのように両替カウンター前に長蛇の列を作る外国人旅行者は減り、端末の前でスマートフォンと現金を手際よく操作する光景が日常となった。
入国直後にスムーズに日本円を確保できるインフラは、滞在中の観光消費を加速させるスターターの役割を果たしている。同時に、帰国直前に余った日本円を母国の電子決済サービスへ戻すといった双方向のニーズにも、最先端の端末群が柔軟に応えている。