絶えず移り変わる日本の芸能界において、堤真一という表現者が放つ光彩が衰えることはない。昭和の東京を下町情緒たっぷりに描いた大ヒット作『ALWAYS 三丁目の夕日』での頑固だが情に厚い鈴木オートの社長役、そして傑作ミステリー『容疑者Xの献身』での切なくも凄絶な天才数学者・石神哲哉役。
全く異なるベクトルを持つ難役を完璧に演じ分ける振り幅の広さこそが、彼の真価である。スクリーンの上で人間の業や愛おしさを描き続ける名優は、静かな自宅での穏やかな暮らしを活力の源としながら、これからも日本の映像文化の第一線で新たな伝説を刻み続けるに違いない。 (出典: 堤 真一 自宅(Yahoo!ニュース))