ネット上で話題になるのは勝敗だけではありません。棋士たちの個性的なキャラクターや人間性も、スレが盛り上がる重要な要素です。中でも渡辺明九段に関するなんJの評判は非常に高く、その歯に衣着せぬ率直な語り口や競馬・ぬいぐるみ好きといった親しみやすい素顔が広く愛されています。
タイトル戦で藤井聡太と幾度となく死闘を繰り広げ、敗れた際にも潔く相手の強さを称える姿勢は、「真のトッププロ」「愛すべき魔王」として強い支持を集めました。ネット上の反応の真相を探ると、棋士を単に勝ち負けで断じるのではなく、敗者の美学や苦悩をも含めて人間ドラマとして楽しむファンコミュニティの温かい視線が浮かび上がってきます。