高年収の代名詞として君臨し続けるのが、総合商社・ITコンサルティング業界だ。彼らが圧倒的な高給を支給できる理由は、その事業構造を見れば明白である。
例えば、マッキンゼー・アンド・カンパニーに代表されるトップクラスの戦略コンサルティングファームでは、若手1人をプロジェクトに投入するだけで月に数千万円規模のチャージが発生する。人的資本を極限までテコにして高利益を叩き出すビジネスモデルだからこそ、30代で年収2000万円を超えるプレイヤーが続出するのだ。総合商社も同様に、単なるトレーディングから事業投資へとシフトし、世界中の資源やインフラから莫大な配当利益を吸い上げる仕組みを完成させている。個人が稼ぐのではなく、「稼げる構造の上に立つ」ことこそが高給の絶対条件である。