現在、ラーメン業界では激辛ジャンルの多様化が猛スピードで進んでいる。従来の唐辛子中心の「カラ系」から、四川花椒などの痺れを加えた「シビカラ系」、さらにはスパイスカレーの技法を取り入れた「アロマスター」な激辛まで、選択肢は広がり続ける一方だ。
しかし、どれほど多様化が進もうとも、王道としての存在感を放ち続けるのが札幌ラーメンのDNAを受け継ぐ濃厚激辛味噌である。重厚な味噌の旨味とラードの膜、そこに重なる烈火のような辛味。このクラシックでありながら進化を止まないスタイルは、時代を超えて新たなファンを拡大し続けている。