プロの現場で交わされる技術論も、ここ1〜2年で劇的に変化した。従来の太いカールアイロンで一気に巻く手法だけでなく、ストレートアイロンを滑らせながら手首を返して波を作る技法が一般的になっている。これにより、髪の表面に滑らかな光沢の面が生まれ、驚くほどのツヤ感が立ち現れるのだ。
ポイントは温度設定とアイロンを抜く角度にある。熱を低温に抑え、毛束を細かく取りすぎないことが成功の秘訣だ。手首を優しく内側と外側に反復させる動作は、一見難しそうに見えるが、慣れればわずか数秒で1つの毛束が美しい曲線を描く。仕上げに少量のヘアオイルを指先で塗布すれば、光を反射するみずみずしい質感が一日中持続する。