「バイかも」と悩む心に寄り添う、最新心理学と自己理解の処方箋

「バイかも」と悩む心に寄り添う、最新心理学と自己理解の処方箋

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しかし、エンターテインメントの進化の裏で、依然として根強く残る社会的な課題も存在する。メディア監視団体GLAAD(中傷と闘うゲイ&レズビアン同盟)が毎年発表する報告書では、セクシャリティの可視化が進む一方で、バイセクシュアル当事者が異性愛者コミュニティと同性愛者コミュニティの双方から「中途半端」とみなされ、存在を不可視化(バイ・イレイジャー)されやすい傾向が指摘され続けている。

この不可視化の壁に風穴を開け続けてきた象徴的な存在が、ポップアイコンのレディー・ガガだ。彼女はキャリアの初期から自身がバイセクシュアルであることを公言し、異性と婚約・交際している期間であってもそのアイデンティティが消えてなくなるわけではないことを堂々と主張してきた。他者からの勝手な承認やジャッジを必要とせず、自分自身の真実を生きるその姿勢は、二元論の狭間でアイデンティティの宙吊り感を味わう多くの人々に力強い勇気を与え続けている。

高橋 健太
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高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。