条件を満たしているにもかかわらず収益化が通らない、あるいは突如として収益化資格を剥奪されるクリエイターには、典型的な共通点が存在する。最も多いトラブルは「再生数の不正水増し」と「著作権・商業利用ガイドラインの抵触」である。
第一に、外部サービス等を利用したフォロワーや再生数の購入行為、あるいは自身や関係者による同一IP・端末からの過度なループ再生は、TikTokの不正検知システムによって「無効なトラフィック」として即座に除外される。これに該当した場合、プログラムの永久追放処分を受けるリスクが高い。
第二に、TikTokアプリ内で利用可能な公式楽曲であっても、「商用利用(収益化動画)」には使用制限がかけられている楽曲が多数存在するという盲点だ。商用楽曲ライブラリ(Commercial Music Library)以外の一般楽曲を使用した長尺動画は、クリエイター報酬プログラムの支払い対象から外されるケースが日常的に発生している。動画制作時には、必ず商用利用が許諾されたBGMや自作のオリジナル音源を使用することが鉄則である。