日々の練習や試合期において、肩に違和感がある状態でのサポートとして役立つのがキネシオロジーテープを活用したテーピングです。関節の過度なブレを抑え、筋肉の動きを補助する効果があります。
基本の貼り方としては、5cm幅の伸縮性テープを用意し、腕を斜め後ろに引いた状態で「肩の前側から三角筋を包むように外側へ」1本伸ばします。次に、腕を前へ交差させた状態で「肩の後ろ側から同様に外側へ」もう1本を重ね、最後に肩の頂点(肩峰)を跨ぐように上からテンションをかけてアンカーを貼ります。筋肉を過度に締め付けず、皮膚を適度に引っ張り上げるテンションで貼るのがコツです。
ただし、テーピングはあくまで一時的な補助に過ぎません。以下のような症状が見られる場合は、無理にプレーを続けず、速やかに専門の医療機関を受診してください。
受診すべき診療科は、一般的な整形外科よりも、MRI検査機器を備えスポーツ障害に精通した「スポーツ整形外科」が最適です。腕が水平以上に上がらない、夜寝ているときにも激痛で目が覚める、ボールを投げると肩の奥で「ゴリッ」という異音が鳴るといったサインは、重度の腱板断裂や関節唇損傷の疑いがあります。