現代のグラビアシーンを語る上で欠かせないのが、マネジメントとブランディングの構造改革だ。その急先鋒として業界を席巻しているのが「ゼロイチファミリア」である。所属タレントたちが持つ個々のキャラクターを際立たせ、誌面ジャックや大型コラボレーションを次々と成功させる手法は、従来の芸能プロの常識を塗り替えた。
彼女たちは自らをどう見せるべきかを熟知している。SNSを駆使したファンとのコミュニケーション、動画プラットフォームでの等身大の発信、そして雑誌表紙で見せるプロフェッショナルな表情。そのコントラストがファンのエンゲージメントを極限まで高める。受動的に撮られる存在から、自らのブランド価値を能動的に創造するプロデューサーへ。タレント自身の自立したマインドこそが、熱狂的な支持を生む最大の要因だ。