騒動の直撃を受け、壊滅的な打撃を被ったのが老舗芸能事務所のサンミュージックプロダクションだった。創業以来の看板タレントを失う危機に直面した事務所幹部は、連日のようにスポンサー各社への謝罪行脚に追われた。当時、CM契約の解除に伴う違約金や損害賠償額は総額5億円規模に達したとも報じられ、事務所の屋台骨そのものを揺るがす未曾有の経営危機へと発展した。
緊急記者会見での対応も火に油を注ぐ結果となった。記者からの質問を一切受け付けず、一方的に頭を下げるだけのセレモニーは、情報開示を求めるメディアやネットユーザーの反発を買い、謝罪の体を成していないと猛批判を浴びた。旧態依然とした芸能事務所の危機管理手法が、インターネット社会の厳しい視線に耐えきれなくなった瞬間だった。