1970年代のドキュメンタリー映画『Pumping Iron(鋼鉄の男)』が築いたハードコアなボディビル文化は、アーノルド・シュワルツェネッガーらのスターを生み出し、トレーニングを世界のメインカルチャーへと押し上げた。当時の熱狂と泥臭い努力の価値は、今も色あせることがない。
そして時代は流れ、現代ではYouTubeやNetflixといったデジタルメディアがトレーニング情報の主役に躍り出た。数多の選手やパワーリフターが実践動画を発信し、Netflixのスポーツドキュメンタリーが世界最高峰のアスリートの裏側を映し出す。しかし、情報が溢れかえる今だからこそ、極端な論理や根拠のない裏技に惑わされず、生理学的に正しい本質を見極める目が求められている。