松たか子の本質を語る上で欠かせないのが、伝統と革新を重んじる揺るぎない松たか子の経歴と、演劇界における圧倒的な実績です。
二代目松本白鸚を父に持ち、歌舞伎の名門・高麗屋の令嬢として育った彼女は、16歳で歌舞伎座の舞台に立ち芸能界デビューを果たしました。1990年代には『ロングバケーション』や『ラブジェネレーション』『HERO』といった社会現象ドラマで大ブレイクを記録。その後、ディズニー長編アニメーション『アナと雪の女王』のエルサ役として歌声を世界に響かせ、米アカデミー賞授賞式での圧巻の歌唱パフォーマンスを成し遂げました。
映像の世界にとどまらず、松たか子の舞台の評判は演劇関係者や批評家からも極めて高く評価されています。野田秀樹率いるNODA・MAP作品をはじめ、劇団☆新感線やケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)演出の舞台など、前衛的で体力を要する舞台作品にも積極的に出演。舞台上での迫真の演技、澄み渡る発声、圧倒的な舞台度胸は観客を魅了し続け、読売演劇大賞の最優秀女優賞を複数回受賞するなど、演劇界の最高峰に君臨しています。