時代は変わり、現代のコーギーのほとんどはリビングのソファでくつろぐ家庭犬だ。牛を追う必要もなければ、免税の証明もいらない。そのため、発祥の地であるイギリスをはじめ、ヨーロッパの多くの国ではすでに動物愛護の観点から「断尾(だんび)」が法律で原則禁止されている。
しかし、日本国内の状況は大きく異なる。JKC(ジャパンケネルクラブ)の犬種基準(スタンダード)には、今なお断尾に関する記述が残っており、ドッグショーでの評価基準にも影響している。この国内外の意識の乖離が、今まさに日本の愛犬家の間で波紋を広げているのだ。