輸入品や欧米ブランドのパッケージを見ていると、フタが開いた小さな容器の絵柄に「12M」や「6M」と書かれたマークを目にすることがある。これが「PAOシンボル(Period After Opening)」と呼ばれる国際的な期限表示だ。「12M」なら「開封後12か月以内」を意味しており、ユーザーが一目で使用期限を把握できるよう配慮されている。
グローバル化が進む現代の化粧品産業において、このPAO表示を導入する国産ブランドも年々増加傾向にある。特にZ世代を中心に支持を集めるクチコミプラットフォーム「@cosme」などのコスメコミュニティでは、購入日や開封日を容器底面にマスキングテープでメモして記録するセルフ管理術がトレンドとして定着してきた。
アイテムごとの安全性を自ら管理する意識は、単なる美容の枠を超え、自身の肌を守るためのリテラシーとして消費者の間に根付きつつある。