ネット上の旅行コミュニティや口コミサイトで頻繁に交わされる「冬に行くとクマは冬眠しているのではないか?」という疑問。結論から言えば、奥飛騨クマ牧場のクマたちは真冬でも一切冬眠しません。
野生のクマが冬眠する生物学的理由は、雪に覆われて植物や昆虫などの食料が枯渇する過酷な寒冷期を乗り切るためのエネルギー節約行動です。一方、管理された飼育施設では、厳冬期であっても高カロリーな食料が毎日安定して給餌されます。代謝を下げる生理的必要性がないため、白銀の世界でも元気に雪遊びをしたり餌をねだったりする、極めて珍しい冬のクマの生態を観察できます。
もうひとつ、当牧場を語る上で外せない名物が、売店で飛ぶように売れている伝統の熊の油(熊油・くまのあぶら)です。
古来、飛騨の山岳地帯で活動してきたマタギたちの間で、火傷・ひび・あかぎれ・しもやけの万能薬として重宝されてきた熊の油。現代の脂質科学的な知見からも、その卓越した保湿メカニズムが実証されています。熊の皮下脂肪から抽出・精製された天然オイルは、人間の皮脂組成に極めて近いオレイン酸やリノール酸などの不飽和脂肪酸を豊富に含んでいます。
実際に使用した来場者からは「浸透力が高く、ハンドクリーム特有のベタつきが驚くほど少ない」「冬場の乾燥による指先のひび割れが数日で落ち着いた」といった声が寄せられており、レトロな小瓶に入った本格派スキンケアアイテムとして、奥飛騨屈指のロングセラー土産となっています。