大手キャリアの店頭サポートスタッフや、街の修理専門店の現場担当者に取材を試みると、毎週のように「App Storeが消去されてしまったので復旧してほしい」という駆け込み相談が寄せられている実態が浮かび上がります。
「朝起きてゲームのデイリーイベントを更新しようとしたら、アイコンが消えていてパニックになった。ウイルスに感染したのかと思い、慌ててキャリアショップに駆け込んだ」(都内在住・20代会社員)といった声や、「子どものiPhoneに課金制限をかけたつもりが、ファミリー共有の連動設定を誤り、親である自分の端末のApp Storeまで非表示になってしまった」(神奈川県在住・40代主婦)といった手記が、知恵袋やSNS上には無数に蓄積されています。
また、修理技術者が証言する現場の観察結果として興味深いのは、相談者の約8割以上が「直近24時間以内にスクリーンタイムのパスコードを変更したか、ホーム画面のウィジェットを整理していた」という共通点です。自らの手で制限のスイッチを入れた、あるいはアイコンの移動確認ポップアップを読まずにタップしたという記憶が抜け落ちているため、「勝手に消えた」という主観的な被害妄想が生じやすい土壌が形成されています。