Q1:ソメイヨシノ以外の桜でも、花びらの先端には必ず切れ込みがありますか?
A1:野生種や栽培品種を含め、日本国内で見られる大半のサクラ(ソメイヨシノ、ヤマザクラ、河津桜、オオシマザクラなど)の花びらには明瞭な切れ込みがあります。ただし、八重桜など花弁が重なり合う品種では見えにくい場合があるため、その際は「長い花柄」と「幹の横縞」を併せて確認してください。
Q2:梅と桜、桃が同時に同じ場所で咲いていることはありますか?
A2:十分にあり得ます。温暖化の影響により、遅咲きの梅(豊後梅など)と早咲きの桜、そして桃の開花サイクルが3月下旬に重なる現象は珍しくありません。特に福島県の「花見山」に代表される北関東や東北地方の景勝地では、三種類の花がほぼ同時期に咲き誇る見事な共演を観察できます。
Q3:花が散って葉だけになった木を、外見から見分ける方法はありますか?
A3:幹の樹皮に横縞の皮目があるかどうかを見るのが最も確実です。また、葉の付け根(葉柄)を観察した際、桜には小さな粒のような「蜜腺(みつせん)」と呼ばれるイボ状の突起が2つ存在します。梅や桃にはこの明瞭な蜜腺がないため、初夏や秋の青葉の季節であっても葉柄を見れば桜を特定できます。