Q1:完全に糖質をゼロにしないとケトン体は脳のエネルギーになりませんか?
A1:いいえ、糖質をゼロにする必要はありません。極端なゼロカーボを行わなくても、夕食の炭水化物を控えめにしたり、朝食にMCTオイルを取り入れたりするだけで血中ケトン体は上昇し、脳へ供給されます。無理のない範囲でのコントロールでも十分な効果が得られます。
Q2:MCTオイルを飲むとすぐにお腹がゆるくなるのですが対処法はありますか?
A2:MCTオイルは小腸への浸透圧が高く、急速に腸壁を刺激するため下痢や腹痛を起こしやすい性質があります。最初は小さじ半分(2〜3ml程度)の少量からスタートし、温かい飲み物や食事によく混ぜて乳化させて摂ることで徐々に胃腸を慣らしてください。
Q3:ケトン体を増やすと体臭(いわゆるケトン臭)が気になると聞きましたが本当ですか?
A3:過剰に急激なケトン体生成が起こり、代謝が追いつかない初期段階では、呼気や汗に揮発性のアセトン(甘酸っぱい果物のような匂い)が混じることがあります。しかし、体がケトン体をエネルギーとして効率よく利用できるよう適応(ケト適応)するにつれて、この匂いは自然と減少・消失していきます。水分補給をしっかり行うことも予防に有効です。
Q4:ケトン体スコアはどのように測るのが最も正確ですか?
A4:最も精度が高いのは、薬局や通販で入手可能な自己血糖・血中ケトン体測定器(指先微量採血)による血中β-ヒドロキシ酪酸濃度の測定です。手軽に日常管理したい場合は、呼気中のアセトンを測るブレスチェッカーが非侵襲的で便利です。尿試験紙は安価ですが、体内に排出された余剰分しか測れないため適応が進むと反応が薄れる傾向があります。