この問題が世間の耳目を集める最大の引き金となったのは、X(旧Twitter)をはじめとするSNSや告発系掲示板への書き込みでした。過酷な労働環境や過度な叱責に耐えかねた学生や若手研究員が研究室を離れる際、あるいは過労で倒れた際に、指導的立場にある教員側から「代わりはいくらでもいる」「次の新しい駒を探してくればいい」といった趣旨のメッセージや発言が交わされていたと暴露されたのです。
名門校である東北大学の名とともにこの発言が拡散されると、「大学院生は人間ではなく実験を回すためのただの駒なのか」「旧帝大の指導現場でこれほど非人道的な発言が平然と行われているのか」と、瞬く間に激しい批判が殺到しました。特に理系研究室で日夜実験に追われる現役の大学院生やポスドク経験者たちから共感と怒りの声が相次ぎ、ネット上のトレンド上位を席巻する大騒動へと発展しました。