現代の共働き世帯は忙しい。仕事、育児、家事、そして資産形成。処理すべきタスクは山積みだ。ここで発生するのが「意思決定疲労」である。どこのスーパーで何を買うか、子供の習い事はどうするか、次の休日の予定は――これらをいちいち議論していては、お互いのエネルギーが摩耗するだけだ。
そこで浮上するのが、プロジェクトマネージャーとしての妻の存在だ。夫側が「フォロワーシップ」に徹し、妻のディレクションに従う。これはプライドの放棄ではなく、組織運営における極めて合理的な役割分担と言える。指示系統を一本化することで、家庭という組織の運営効率は劇的に向上する。