素人のネタ画像で終わるはずだった写真が、公式メディアやメジャー企業を動かす大波となった決定的な瞬間がある。それが、LINE Pay CM「チャリで来た」篇の放送だった。大手のLINEヤフー株式会社(当時LINE)が、若年層への訴求力を期待して制作したこのコマーシャルは、本人たちを起用して当時のプリクラをセルフパロディ化するという前代未聞の試みだった。
オファーを受けた際、メンバー内には葛藤もあったという。しかし、インターネット広告業界において黒歴史をポジティブなエンターテインメントへと昇華させるこの企画は、Web文脈を巧みに取り入れたプロモーションの成功例として大反響を呼んだ。隠すのではなく、自ら笑いに変えて提示する。このメディア露出の真相こそが、彼らのイメージを時代のアイコンへと一変させた転換点となった。