ACミラン在籍時、ファンの間で急速に噂が広まったのが「バセドウ病」あるいは「甲状腺機能亢進症」を患っているのではないかという説だった。甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるこの疾患は、脈拍の急増、過度な発汗、眼球突出、筋力低下など多岐にわたる症状を引き起こす。高いパフォーマンスを維持しなければならないトップアスリートにとって、非常に厄介な病気だ。
スポーツ医学の観点から見れば、もし甲状腺機能亢進症を発症していた場合、心拍制御の難しさやスタミナ消耗の激しさは想像を絶するものがある。専門家は「適切な外科的手術や投薬管理を行えば、トップレベルの運動能力を取り戻すことは十分可能」と解説する。首の傷痕と目元の印象の変化が重なったことでネットを中心に推測が広がったが、本人が病名を公式に自認して語ったことは一度もない。