全方位から監視される監獄のような生活の中、耐えかねて脱走を試みる生徒は後を絶たなかった。浜田自身もまた、生き残るために命がけの脱走を狙った一人である。
夜陰に乗じて敷地を抜け出し、線路沿いをひたすら走り続けて脱走に成功したエピソードはあまりにも有名だ。命からがら地元の大阪へ逃げ帰った浜田だったが、そこで顔を合わせた相方の松本人志は、当時の激変ぶりに言葉を失ったという。松本は後に番組内で、当時の浜田の眼光の鋭さと切迫した姿を明かしている。極限状態を生き抜いて戻ってきた人間の放つ気迫は、同世代の少年たちとは明らかに異なっていた。