巨大ヘビによる人食い事故の現実を世界に知らしめた象徴的な出来事として、インドネシアのスラウェシ島で起きた事件が挙げられる。収穫作業に出かけたまま消息を絶ったアクバル・サルビロ氏の捜索は、村人たちの嫌な予感とともに始まった。発見されたのは、お腹が異常に膨れ上がり、身動きが取れなくなっていた全長7メートルを超える巨大ヘビだった。
住民たちがヘビの腹を切り開くと、そこには作業着を着たままのアクバル・サルビロ氏の姿があった。現場は悲鳴と絶叫に包まれたという。この事件の捜索報告は世界中のニュースメディアで報じられ、単なる都市伝説ではない「巨大ヘビが人間を捕食する」という現実を突きつけた。鬱蒼としたジャングルが広がる現地では、人間と巨大野生動物との境界線が急速に崩れ去っている。