良かれと思った歯磨きが逆効果?歯が削れるリスクと歯科医推奨の新常識

良かれと思った歯磨きが逆効果?歯が削れるリスクと歯科医推奨の新常識

良かれと思った歯磨きが逆効果?歯が削れるリスクと歯科医推奨の新常識の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

「毎日何回も丁寧に磨いているのに、なぜか虫歯ができる」と悩む人は少なくありません。この不可解な現象の裏には、歯磨きしすぎで虫歯になりやすい理由として知られるエナメル質の損耗メカニズムが存在します。

歯の最表層を覆うエナメル質は、人体の中で最も硬い組織です。しかし、過度な摩擦が繰り返されると徐々に摩耗し、薄くなっていきます。このエナメル質の摩耗原因として最も身近なものが、過剰なブラッシング圧力と研磨作用です。エナメル質が削れてその下にある柔らかい「象牙質」が露出すると、酸に対する抵抗力が一気に低下し、わずかなプラーク(歯垢)でも急速に虫歯が進行してしまいます。

さらに、歯と歯茎の境目を強く擦り続けると「くさび状欠損」と呼ばれる削れが生じます。歯磨きしすぎで歯が削れると、そこに汚れが溜まりやすくなり、通常のブラッシングではかえって汚れが落としにくい悪循環に陥るのです。プラークを取り除くための行為が、結果としてプラークの温床を作り出してしまう現実に注意しなければなりません。

山本 拓海
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山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。