日本全国を見渡すと、「だるまさんがころんだ」以外のローカルフレーズが無数に存在します。特に有名なのが関西地方における「坊さんが屁をこいた」です。
関西版も「ぼ・う・さ・ん・が・へ・を・こ・い・た」と見事に10文字で構成されており、上方特有のユーモアと庶民性が色濃く反映されています。さらに「臭い息を吸うた(くさいいきをすうた)」と続けてバリエーションを増やす地域もあります。
各地の代表的な呼び名には以下のような違いが見られます。
- 関西・近畿圏:「坊さんが屁をこいた」
- 東北・北陸の一部:「くるまんさんが転んだ」「兵隊さんが前進した」
- 九州地方の一部:「インディアンのふんどし」「インド人の黒んぼ」
- 東海地方の一部:「だるまさん だるまさん 睨めっこしましょ」からの派生
また、この遊びは日本独自のものではありません。海外にも極めて似たルールが存在します。
- アメリカ・イギリス(英語圏):「Red Light, Green Light(赤信号、青信号)」
- フランス:「Un, deux, trois, soleil(1、2、3、太陽)」
- 韓国:「ムクゲの花が咲きました(ムグンファ コチ ピオッスムニダ)」※『イカゲーム』で広く知られた元ネタ
信号機や花、太陽など、それぞれの国や文化圏に合わせた象徴的なモチーフが使われており、ルール自体がいかに普遍的な面白さを持っているかを証明しています。